小学生までは基本の運動をしっかりマスターして、中学生の三年間は、すこし競技にシフトしてもよいけれど、それも、最小限にとどめておくべきだと思います。
お子さんが小さいうちから競技の道を選ぶ人もおられます。それを否定するつもりはありません。ですが「こども運動クラブ」にご関心をいただく方には、そんな方はおられないと思います。
小さいお子様をお持ちのお母様には、「スポーツではなく器械運動を選ぶべきだ」というメッセージを「こども運動クラブ」としては、あえて送りたいと思います。
スポーツと運動とは違うのか?
スポーツというのは、本来「遊び」の要素があったものが、人間の持つ競い合う気持ちをうまく利用して、近代になって支配勢力がうまく利用して発展してきたものです。
何を言わんとしているのか、わかりにくいかもしれませんね?でも、もしかすると競技スポーツをやりすぎて疲弊してしまったお子さんをお持ちのお母様には、ピンっとくるメッセージかもしれません。
僕が、強調して伝えておきたいのは、器械運動は、身体も心も健康でハツラツとした人生を送ることが第一の目的であって、技術を競いあうスポーツは、あくまでも第二の派生文化だということです。
スポーツは人間の生活を豊かにするためにあり、生活を歪めるためにはありません。
子どもに本当に必要なものは、身体をコントロールする能力と規則正しい食事と生活の改善であり、ことさら、他人に勝つ能力ではないということです。
ここを間違わないようにして下さい。
大切なことなので強調しますが、スポーツが価値があるのは、勝ち負けを学ぶことから人生の深さを知ることができたときだけです。とくに、負けることから、深く学ぶことができるからです。
そういう意味では、適切な年齢に達しておかなくてはいけない!と考えています。
それは、昔で言うなら、「中学生に入る頃」ということです。このあたりは、個人差がありますので、一概には言えませんが、目安として考えて下さい。
ですから、12歳以下の子どもさんは、まずは、正しい器械運動から学んでほしいのです。お子様が競技(スポーツ)に興味を持つか持たないかは、あなたが決めるのではなく、その後、自然に決まるものです。
ですから、12歳以下の子どもさんは、まずは、正しい器械運動から学んでほしいのです。お子様が競技(スポーツ)に興味を持つか持たないかは、あなた(保護者)が決めるのではなく、その後、自然に決まるものです。
以前のブログ内容を書き換えました
同感です。突然のことでびっくりしました。何気なく見たら閉鎖していたので驚きました。でも先生の考えに同感します。体操は文化ですね。そのことをコロナ禍がおしえてくれました。先生
新たなステージ頑張って下さい。
海南ジュニア体操クラブ
澤崎様
励まして頂きありがとうございました(*^^*)
旧のホームページは全て削除しました。
40年近く体操競技を指導してきましたし35年間スモールビジネスとして体操クラブを経営してきましたが、ここらで一休みして原点に帰ってみようと思いました。まるで一休さんの気持ちですね。
あれから3ヶ月が過ぎ、わずかについてきてくれた子供たちと楽しく練習を続けております。この社会で、自分の培ってきた資産(器械運動を教える技術)で生きていく意味や、お金や感謝の意味、考えることは色々あります。
ブログの更新を怠っていますが、今後もよろしくお願い致しますm(_ _)m