子供に器械運動を教えていて気付いたこと

現代の子どもたちは、かなり運動感覚が欠如しているのではないか?ということです。

これの主な原因は運動不足です。いくら強調しても強調しすぎることはありません。

それとは別の視点から気付いたことを言えば、

昭和時代と平成の違いは座り方の激変があると思います。

それは、、、、、正座をしなくなったこと。

学校体育のシーンでは、体育すわり(おやますわり、三角すわりとも言う)が主流ですが、この座り方は、問題が多いと日々感じています。

現代のご家庭では、西洋様式のリビング・ダイニングが普及してしまったので、通常、椅子の上での生活になると思います。正座は、駆逐されたのではないでしょうか?

運動感覚の欠如と正座の消滅。

なにか関連があるのでしょうか?

大いにあると見ています。

僕の子供時代は、昭和30年代です。「三丁目の写真館」で描かれている暮らしです。ちゃぶ台やみかん箱の上で勉強というスタイルが庶民の主流でした。

とにかく椅子や机がなかった。

ご飯を食べたり、勉強しようとしたら、畳の上で寝転んでするか、適当な台を見つけて、正座しながらするか、です。

この正座、やってみるとよくわかるのですが、日本人が大切にしてきた文化の一つの凄さが、しみじみわかります。

足が痛いなんてすぐに根をあげないで、ぜひトライしてみてくださいね。

まず呼吸。深い呼吸が可能。そしてリラックス効果。背骨骨盤が立つ。

僕が注目するのはココ。骨盤が立つ!!!

現代の子供の多くは、骨盤が外側に倒れている。

これがそうとう問題である。

次回の投稿で書きます。